一軒家を建てようと思ったきっかけ

きっかけは親からの一言
「お前もそろそろ家を購入することを考えたほうがよいぞ。」

そんな一言が始まりでした。一応親は社会でそれなりの地位にいたようで、当然私よりは人生経験豊富だし、資産運用などの経験も十分にある。そんな親が言うということは信用した方が自分にとってもプラスになるだろうと思ったのできっかけ。


■要は低金利の時に


私が購入をしようと調査しだしたときは2007年6月ぐらい。
その時に金利の状況はそこから抜け出して上がりだしているぐらいの時期でした。
もちろん金利は今後どうなるかわからないが、この状況が大きく変わらない内に固定金利長期ローンを組んでおくのがベスト。「借金は資産になる時代」それが親の言い分でした。。なるほど

確かに今後金利や物価の上昇が起きたとすると低金利のうちに固定金利で組んでおいてそのお金を不動産や証券などの資産に変えておく。それらの資産が固定ローンの利率以上に成長すればもちろん最高。この場合文字通り借金はお金を生み出す資産となる。(投資になる)
※実際にはその後リーマンショックでしばらく低金利時代が続いており、むしろその時の方が高金利でしたけど。。。(トホホ)

では投資ではなく住居購入の場合はどうか?私は転売しようという意思は無かったので、10年、20年以上はすみ続けるつもりだった。その場合住居の資産価値は確実に目減りします。

それじゃぁ「借金は資産」にはならないだろうと思った。けど家賃+住居で考えるとどうか?

30年後に住居を売ったとしてその時に目減りした額が30年間の家賃総額を上回った場合は、賃貸で一生暮らすより得することになる。そうすると借金してまで購入した住居は資産価値がでてきて「借金は資産」とは言えなくない。

段々なんのこっちゃ的になってきましたが。。。

まぁ要は一生賃貸でいるよりも低金利の内になるべく多く借りておいて(月々返済できる程度に)、その借金でなるべく「資産価値が減りにくい住居」を購入し、もしも余ればそれを証券などの別の資産にすることがベストと考えました。

もちろんこの考えは金利上昇、物価上昇が前提。まぁそれは賭けですね。

「資産価値が減りにくい住居」については追々書くとします。


■要はなるべく若いうちに


30~35年ローンを組んだとすると繰越返済はしなかったとして、ローンを返し終わるのが59~64歳となる。最近40歳を超えてローンを組んで家を購入する人がたくさんいるが確実な収入UPや退職金を使うことを前提に組んでいるのだろう。
「老後生活に金銭的な余裕がない。。」のも嫌だが、何より借金返済の為に、「人生冒険できなくなることが嫌」でしょうがなかった。けど「冒険する為に一生賃貸でいるのも嫌」だった。

だったらなるべく住居にかけるお金を少なくするのが先決であり、いち早く賃貸生活から抜けて、上述のとおり資産価値が減りにくい住居を購入することがベスト。これが自分の結論でした。


■建てられるなら先延ばしにする理由はない


けどそこで問題になるのが頭金。殆どの人がすぐに家を購入できないのは頭金が不足していることでしょう。
そこばっかりはどうしようもないが、私はたまたま蓄えがあってそれができました。
もしも蓄えがあるなら、、家賃がなくなる、借金返済が早くなる、(おそらく)低金利時代、なにも先延ばしにする理由はありません。一生賃貸でいる選択肢もあるかもしれませんが、私はそれは嫌でした。だったら早く買ったほうが良いでしょう。

他に理由があるとしたらどうしても他にお金の使い道がある場合でしょう。(例えば起業したい、すでに借金があるとか)その場合はどっちをとるかの決断でしょう。


■思い立ったが吉日


後は自分の思い切り次第です。



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